どこかの管理人室

ゲーマーでまとめブロガーだった人が仕事やプライベートで得た経験、その他日々感じたことなどを書いていきたいというブログです。

街コンを攻略のための参加レポートvol.1「ディスりの技術って大切なんだなぁ・・・」

 

昨日の朝ふと思った
「一緒にゲームして遊べる彼女が欲しい」
そしてマッチングアプリは正直飽きてきてたし、
久々に街コンに行きたいと思った。
また、次に街コンに行ったら試したかった戦略もあった。

マキオン体験会もあるし行くかどうか迷ったので
アンケートを実施したら行って来いの票が多かった

思い立ったらすぐ行動ということで
その日の昼間開催の街コンに参加してきたので、
その体験レポートである。

今回の街コンで得たフィードバックは
持ち込んだ戦略がどう作用したかという話もあるが、
男女の相対的価値の上げ下げ
について非常に考えさせられるケースだったので
しっかりとしたブログ記事にして共有したいと思う。

 

今回の開催形式

男性会費:6300円
女性会費:2000円

男女3人ずつのペアでテーブルを順番に回っていき、
約40分ずつトーク
トークの最後にマッチングゲームがあるので
自分の希望の女の子の番号を書いて
お互いが希望していれば相手に伝わるという形式。


 

今回の実験的戦略その1
「途中で意図的にお互いタメ口に移行できるか」

タメ口に移行できるとお互いが仲良くなるスピードが速くなる。
敬語→敬語にタメ口交じり→タメ口と
徐々に移行していくのが一般的。

マッチングアプリで自分がよく使う手法として
LINE移行した段階で
「年も近いしお互いタメ口で喋りましょ~」と伝えて
相手にもタメ口で喋らせることで和むスピードを
圧倒的に早めるという方法がある。

これを街コン中に使うことで
他の人と差をつけて特別感を出させようというのが今回の狙い。

ちなみに最初からタメ口だと
ただ単に「失礼な奴」だとか「チャラいやつ」認定される危険性があるので
それはよろしくない。

結論から伝えると
これは難しかった。

それまでのトークテーマから急にタメ口でいいですよ
という方向転換が難しいし、他の参加者も巻き込むので
かなり使いにくい。

ただ、トークの中盤以降に年齢について話すタイミングがあれば
「年も近いので試しにお互いタメ口で喋ってみません?」
とあくまで楽しいゲームを提案するように
伝えてみるのは今更ながらアリかもと思った。


今回の実験的戦略その2
マッチングアプリのテンプレトークはLINE和みに使えるか」

マッチングアプリでのトークの鉄則として
「アポは最短ルートで決める」というものがある。

LINEのアポ取りも同様であるが、
マッチングアプリではセオリーとして4~5通目までに
・休みの日に遊ぶ場所
・好きな食べ物
この2つの情報をあくまで自然に取得して
スムーズに食事デートに誘えるよう話を振る。

そのためにある程度の流れに沿った
テンプレトーク
というのをアプリでは用いている。
(テンプレトークはかわえi氏が用意したものを少し改造しながら使っているが
 これを用いることで今まで累計30人以上に
 デートの提案をした上で
 LINE交換に持ち込んでいるので少なくともアプリでは有効)

参考


長くはなったがこれを
街コンでのLINE交換後のトークでも同じようにやってみよう
というのが今回の実験である。

これの結果は後程

 

 

いざ開戦!

今回の参加者人数は男性9人、女性7人と
コロナ禍真っ最中の影響もあってか
過去に参加した平時に行われていたものに比べてかなり小規模。

※ちなみに私は出発前に検温も実施、
 会場ではアルコール消毒も実施しており、
 マスクも常に着用と感染には最大の配慮がされています。

今回は1人での参加だったので
知らない男性2名とペアになってテーブルを移動しました。

その男性2名のことをざっと紹介
Tさん:自分より年上の営業職。普通にモテそう
Kさん:なんか株とかやってるらしい自営業。オタク趣味。

Tさんは営業職ということもあって普通に喋る方だったが、
Kさんは少し喋りが苦手そうな感じ。
まあ趣味自体は自分と近いので
街コンで会わなければTさんとはもっと仲良くしたかった。
街コンでのペアは仲間でもあるが同時にライバルでもある。

この形式では
「他の人も立てつついかに自分がテーブルの中心になるか」が肝。
(あくまで自然に。嫌らしくなく)
男性3人が全員喋りだすとしっちゃかめっちゃかになるので、
Kさんには適度に話題を振りつつ大人しくしてもらって、
Tさんも少し立てつつ女性に話題を振るのを意識した。

会場についた段階で隣になったTさんに自分から先に話しかけることで
最初は主導権を取ることが出来たが
その後はこのテーブルでは
自分とTさんの椅子の取り合いになるのが予想された。

 

1グループ目
A子:高校時代は弓道
B子:高校時代は吹奏楽

A子とB子は学生時代からの友人同士。
2人ともまあ普通に可愛い感じ。

ここでは学生時代の部活の話題とか
YouTubeで見てるチャンネルの話などを適当に。
自分がYouTubeで動画投稿してる話は
痛い自慢にしかならないし、仮に垢バレしたらリスクしかないので
その話は全くしない方向で。

なんとなくLINE交換して終了。

 

2グループ目

ある意味今回問題のグループ

C子:イエスマン。正直あんまり可愛くない
D子:まあまあ普通。
小原:今回の街コンでおそらくTOP人気。声優の小原莉子に似てるので小原と呼ぶ

上記3人は全員友達同士

小原さんの参考画像

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髪色から大まかな髪形までほぼほぼ同じだから驚きだ。

さて、話をしてみるとこの小原さん
割とゲームや漫画が好きなのが発覚し、
当然自分も小原さんを狙っていたわけではある。
ただ、当の小原さんはKさんに積極的に話題を振り
Kさんに対しての脈ありサインビンビンだったので
「僕に対しては脈なし寄りだわ・・・」と感じつつも会話を続けた。
(当のKさんが気づいてなさそうなのが非常に惜しい。もったいない!)

ちなみに席などの関係上この時はD子とほぼ話さなかった。

さて、この小原さん
他の友人を交えての話の中で
かなりお酒を飲むタイプであるのと、
おそらく男性関係でこの場では言えない何かがある
というのが判明したので
おそらくというかほぼ確実に
清楚系ビ〇チであるという考えが浮上してきた。
そしてほぼ間違いなく自覚美人である。
(ちなみに清楚系ビ〇チはある種の誉め言葉)

この点がこの後の大きなポイントにもなるので覚えておいてもらいたい。


3グループ目

E子:正直あんまり覚えてないが普通に可愛かった気がする
F子:ガールズバンドのバンド担当。おそらくこの場の2番人気
これまでのテーブルと違いE子とF子は初対面同士

なぜか席に着くや否やTさんとKさんがトイレ直行
残された自分は前のテーブルの疲れと
まさかの事態にテンパってしまって
自己紹介カード交換の時に「これって名刺交換みたいですねw」と
最高に面白くないトークからの第一印象最悪な状態からスタート。

その後戻ってきたTさんに流れを取られ
狙っていたF子もTさんに対して興味津々な様子。
悲しい!!!!!!


マッチングゲーム
あらかた話し終わった段階で
この街コンの醍醐味でもあるマッチングゲームが始まった

良いと思った相手の番号を3人記入してスタッフに預ける。
お互い良いと思ってれば返却時に番号に花丸が付くという形式だ。

結果から伝えると自分はマッチングなし
正直言うとショックではあったが、
まだまだチャンスはある。

マッチングしなくてもデートには行けるし、
なんならその後付き合うということも全然あるからだ。
マッチングするというのがある意味安心ではあるが・・・


二次会
さて、この街コン。
自分が申し込みをした時には全然気づかなかったが
どうやら公式の二次会があったようで、
参加費2000円(今回は特別に1000円)で希望者のみ延長して喋ることが出来た。

参加申し込みは3グループ目のトーク中に
スタッフの方からお知らせがあり、
その時に参加可否を決めて紙に記入して教えてとのこと。

当初は二次会とか開かずに帰るつもりだった。
早く帰ってマキオンしたかった。

参加しようか迷った時に
Tさんが「参加しない人とかいるん?w」みたいな事を言い出したので
「ほぼ全員参加しそう」
→参加しないのがこの後の流れで不利に働きそう
と予想したので渋々参加。

 

そして会終了後に二次会の場に集まると
そこにはTさんの姿はなかった。

え?Tさん人を煽っといて自分は参加しとらんと?????

 

そんなこんなありつつも二次会開始
集まったメンバーは

男性側が

Z男:25歳公務員で船乗り(自衛官的なアレ?)
S男:同じく公務員。たぶんだけど女性経験豊富。

女性側は
2グループ目で一緒だった
小原、C子、D子

男3:女3のほぼ合コンみたいな形式だ。
Z男とS男は同じテーブルだったらしく
今回初対面で直接の知り合いではないが
知り合いの知り合いみたいな関係らしい。

まあそんな感じで始まった二次会であるが、
始まって間もなくZ男がこんなことを言い出したのである。
「このまま3対3で話してても意味がない。
 1対1で話すように分けるべきだ」
確かに一理ある。
1対1で会話できるように女子同士を引き離すのは
僕のバイブル「僕は愛を証明しようと思う」でも使われていた
スクリーンアウトと呼ばれてる立派なテクニックだ。
正直この段階だとZ男の事をやり手の男だとすら思った。

「だからロンハーの『ラブマゲドン』をやろう!」

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え?

え?

え?

 

まあ言うなれば
ついさっき紙でやったマッチングゲームを目に見える形でやろうぜ!
ということ。

女子側の反応はあまりよろしくなく、
結果的にちょっと男女入り混じった席順で話そうぜ!
という感じに落ち着いた。

そこからZ男のやらかしが続いていく

「さっき紙でやったマッチングゲームで
 小原さんとマッチングしなくてショックだった。
 正直好きだった。」
「頼むから一回一緒にデート行こう!」
「(小原さんの好きな所は)見た目」
「小原さんがダメだったからC子を口説く」
「彼女に出来るなら誰でもいい」
「付き合ったら絶対に貢ぐ。お金はある。月10万彼女に使える」
「小原さんモテるけど同性に嫌われそうだよね」

まあ恋愛工学的な知識がなくても
全てアウト
であるのは明らかではあるが、
なぜアウトなのかを恋愛工学的な観点を踏まえて紐解いていきたい。

今回のポイントは
Z男がひたすら小原の価値を釣り上げていたことだ

Z男はなんとか口説いてデートしたい一心だったんだろうが、
持ち上げれば持ち上げるほど小原の市場価値が吊り上がり、
Z男が自分の良さを必死でアピールすればするほど
小原の中での価値が下がっていく。

仮に付き合えたとしても
それこそ月10万で済むのかレベルの不平等条約を結ばされるであろう。
(一つ良いところがあるとすれば
 素直に好意を伝えている点が男らしいと評価されそう)

じゃあ何が必要だったかというと
相手の価値を下げること

特に小原は自分の自覚系美人で
告白された経験が何度もあるようなので
当然自分の価値に気づいている。

並大抵の男じゃその価値に釣り合わないので
小原の価値を自分の所まで引きずりおろす必要があるのだ。

それこそ恋愛工学で言う「女をディスる技術」である。


Z男がひたすらやらかしていく横で
S男は的確に女性をディスっていき
女性と和んでいった。

自分も負けじと少しディスるが元の性格からか
S男ほどディスれず、
結果的には彼女たちからすると
「良い人だけどつまらない男」に見えてたことだろう。
狙っていた小原からの脈なしサインが見えていたのが悲しきかな。

また、街コントークの中で
男性参加費は女性の4倍の話も出てきたが、
それも女性の価値を釣り上げる内容なので
あまり言わない方がいい。
実際は女性を追う立場であるが、
追われる立場であるというスタンスで臨まなければならない。


今回の学び:
明らかな美人は褒めるな。好意をすぐ伝えるな。ディスれ。

 
自分もまだ非モテの部類ではあるが、
本当に典型的な積極的な非モテタイプであったZ男。
非モテ的な立ち回りは周りから見るとこう見えるのかと
目から鱗だった。
自分を客観的に見れるようになる視点は必要か。

 

その後

小原グループの話が長くなったが、
約2時間の二次会終了後はLINEへ移行

例のテンプレトークでデートの約束を取り付けるよう送ってみる。

結果
A子:挨拶が未読のまま返事なし
B子:ランチデートの約束取り付け→日時決定

小原:挨拶が未読のまま返事なし
C子:挨拶の返事はあったがそれ以降未読
D子:挨拶未読のまま返事なし

E子:デート打診が通りそう。日時決めでグダらなければイケる
F子:挨拶未読のまま返事なし

という結果に終わった。
二次会が予想以上に長く、
送ったのが本編終了後3時間後なので
二次会に行かなかったメンバーから
忘れられた可能性もあり。

小原グループはまあ二次会の諸々の流れがあって
S男に人気が集中してるか
女性同士で友情協定を結んだか、
全員なし判定されて
誰ともやりとりしてないかな気がする。

そこは特例としても
2/4にデート打診が通ってる状況なので
割と比較的成功した方な気はする。

今後今回の女性たちと何か進展があれば
追って報告するかもしれない