ゲームが上達する考え方「守破離」のフレームワーク(読了目安:2分)
このブログのコンセプトは
「ゲームなどの遊びを通じて人生を良くしよう」
という考えのもと好きなことを書いていく予定ではあります。
今回はゲームの上達に有効的な
「守破離」という考え方についてのお話。
これを身に付けることでゲームだけでなく、
新しいスキルの勉強など実生活でも役に立ちます。
守破離とは・・・
守破離(しゅはり)は、日本の茶道や武道などの
芸道・芸術における師弟関係のあり方の一つであり、
それらの修業における過程を示したもの。
日本において芸事の文化が発展、
進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想で、
そのプロセスを「守」「破」「離」の3段階で表している。(wikipediaより引用)
要は物事を学び始めて
極めるまでの考え方を
3段階に分けることによって
理解しやすくした考え方です。
守~師の教えを守り、破るべく、修行する~
1段階目。
この段階で求められるのは
教えられたことをとにかく守ること。
教えられたことを徹底することで、
基礎を身につけていく段階です。
基礎がなければ何も始まりません
破る~師の教えを破り、離れるべく、修行する~
2段階目。
この段階で求められるのは、
師の教えを疑い、その考えから脱すること。
基礎を身に付けながら、自分で実戦していく中で、
「実はこれおかしいんじゃないの?」
と気づく画面が度々出てくると思います。
また、自分が身につけた基礎とは違う事を言っている
他流の人も居ることにも気づくでしょう。
そういった場面に出くわした時に
教えられた事とは違う、
新しい事を身に付けるのがこの段階。
離~師の教えを離れ、独自の境地を開く~
最終段階。
この場面まで来たらようやく独り立ち。
ここまでで得てきた自分の考え・自分のやり方のもとで
師の教えより優れた自分のやり方を見つけること。
自分で新しい考え方を見出したりするのがこの段階です。
ゲームに当てはめた場合
そして、この考え方をとある対戦ゲームで上達する流れにあてはめた時
守:wikiや動画を見ながら
書かれていることをひたすら守る。
基礎の動きをマスターする。
破:基礎で身につけた考え方と
違う意見が出てきた時に試してみる。
離:これまでの経験をもとに
自分に合ったやり方を見つける。
あとはひたすら実践、思考あるのみ。
この順番が違ったりすると
基礎を身につけずに応用に進んでしまった影響で
勝敗が安定しなかったりだとか、
特定のキャラしか使えないとかそういう事に陥りがちです。
そして、そのキャラに致命的な変更があった時に、
基礎を理解してない(独自のやり方しかできない)ので
全く勝てなくなったりだとか。
「自分は自分のやり方で~」と言う前に
まずは人のやり方で基礎を身に付け、
正しい順番で自分の独自性を出す必要があるというお話でした。